朝絵は5歳になりました。
5年前のこと、1日じゅう思い出していました。
朝、4時20分、さえの生まれた時間にめざましをかけたのだけど、少し眠くて
30分後に起床。
それから珈琲を入れて、こんなことを思い出していました。
さえの生まれる12時間くらい前、雪のなかギシギシ歩いていたこと、
あの日は、私の母(さえの祖母)がインフルエンザで倒れていたこと、
私は夜中に、何度も長ーい階段をのぼったり、おりたりしていたこと、
さえが顔を出す前の、ひとくちのおにぎりで、力がみなぎったこと、
お部屋の、ラベンダーの香り、
助産師さんの少し冷たい手、あったかい声、
さえの産声、
旦那さんの涙、
思わず出たいろいろなことば…。
今年も、鮮明に思い出すことができました。
さえがお母さんになるとき、語ってあげようと心に決めているのです。
のんちゃん(おばあちゃん)がケーキを届けてくれました。
やっぱり女の子。
今年はプリキュアのブロッサムちゃんをリクエストしていました。
側面についているクッキー1枚1枚に、のんちゃんの愛情とこだわりが
見えかくれしていて、とっても美味しくかわいいバースデーケーキでした。
たくさんの愛情に包まれた、おたんじょうび。
生まれてきてくれたことを心からありがたく思える、思い出の日がまた1日
増えて、私は本当に本当に幸せです。