ありがとうとごめんね。


子どもたちがよくしゃべる!
どちらかが話していると、どちらかが割りこんできて、
「さえちゃんがさきー」
「はるくんがさきー」とけんか。
一日に何度「じゅんばんに!」と言っているのかしら、わたし。


この間の日曜日、ものすごく風の冷たい日曜日、多摩川河川敷へ行きました。
写真は、さえとはるたろうの凧。
じっとしていてもぐんぐん風になびく凧は、時々寄り添い、時々はなれ、
まるでふたりのようでした。


はるたろうが一言。
「凧さん、雲にぶつかってしまったらどうしよう…」
そのあとポツリ。
「ママにごめんねしなくちゃいけないことがあるんだ」
なあに?と聞いてみると
「はるくんはママが悲しいと思うことをしてしまったの。ごめんなさい」


昨日、旦那さんの誕生日にプレゼントした切子のグラスを割ってしまい、
しょんぼりしているわたしに、さえが一言。
「ママ、さえちゃんが代わりにごめんね言ってあげようか?」


やさしい言葉。
「ごめんねはママが言うよ。さえちゃんがやさしい声をかけてくれたこと
で勇気が出たよ。ありがとう」


ここのところ、素直に「ごめんね」と「ありがとう」が出てくる。
子どもたちに教わったのかもしれません。
子どもたちに教えてきたはずだったのに、教えてもらってるようです。


久しぶりにこんな絵本を思い出しました。