いつも晴れる、特別な日。

これは、3年前の今日、はるたろうが生まれた朝の空。
青く、青く、どこまでも青く、やさしく包み込まれるような日差しの、
特別な朝と、新しい人生のはじまりでした。


これは、あれから3年たった、今日の朝の空。
やっぱり雲ひとつない青空で、特別な日のはじまりを笑顔でむかえてくれました。


晴太郎−はるたろう。12月6日は、やっぱり晴れています。


はるたろうは、3歳になりました。
子どもの誕生日がこんなにも特別な日になるなんて、子どもが生まれるまでは
まったく知りませんでした。
年を重ねても、どのように子どもが産まれてきてくれたのか、一部始終忘れてしまわないように、
ゆっくり時間をかけて思い出す……ということを、今日もしています。
今日という日が、終わってしまう前に。


朝いちばんに、はるたろう宛に一通のメールが届きました。
3年前、彼の誕生を支え、私のお産に大きなやさしい手を貸してくれた、助産師さんでした。
嬉しくて、涙が出てしまいました。
実習生だった彼女が、どれだけ大きな手を貸してくれたのか…出産の後、何時間も話した
ことを思い出して、また泣きました。


もりだくさんの一日、楽しかったなぁ。
ふうせん、ケーキ、パジャマ、美容院。今日のキーワード。


眠る前に、はるたろうが選んだおはなしは、紙芝居の『おねぼうなじゃがいもさん』でした。