ふたりの作家さん、ご来店!

くるくる、ドタバタ、走りまわっている師走……私の時計をとめてくださる
絵本作家のおふたりが訪ねてきてくださいました。


かんのゆうこさんと、こみねゆらさん。

『ふゆねこ』(講談社)を描いたおふたりです。


ゆらさんの絵には、ゆらさんの手づくりのモノたちがたくさん登場します。
お人形。レース。編み物。置き物、そしてネコちゃん。
とてもとても繊細で小さなモノを生みだす、ゆらさんの指は、すぅっと
美しくて見とれてしまいました。


かんのさんとは「新月」のお話にポッと灯がついてしまいました。
昨日、はるたろうの誕生日は12月の新月の日だったそう。
新月にお願いをすると、とてもよいのだそう。
びっくりしました。
はるたろうの頭のなか、いつも月、月、月なんです。
毎日空を見あげて、どんな月がでているか……教えてくれるのです。


私もさっそくお願いごとをしてみました。


このまま走っていたら、ちょっと立ち止まる時間もなく、大事なものを
見過ごしていたかもしれません。
おふたりとのご縁、本当に嬉しかったです。


『ふゆねこ』は春、夏、秋、と「四季ねこ」シリーズで続きます。
ねこといっしょに四季を感じ、4シーズン目の絵本が出来上がったころ、
原画展などしてみたいなぁと心から思います。