もしも余命6ヶ月といわれたら…

子どもたちが熱を出しています。
夏休み、たくさんはしゃいで、いろんな経験をして、真っ黒になって。
で、バタリ。
わたしも、今日一日ゆっくりと家のことをしていました。
絵本を何冊も読んで、いろいろなお話作りもしていました。


「もしもわたしが、余命6ヶ月と宣告されたら…」
子どもたちが熱に魘されて眠っている間、ふと考えました。
24時間テレビで、小さな息子を残してそう宣告されたお母さんの
ストーリーを見て、私ならと思ったのです。


きっと、このお母さんと同じことをすると思うと、涙が出ました。
それはやはり、絵本を読むこと、です。
絵本を読む声を、録音しておくことです。
わたしがいなくなっても、子どもが絵本を開いたときに、わたしの声で
物語を聞くことができたら寂しくないかな。


親の声が届くところで子は育つ−そうおっしゃっていたのは松井直さん。
肝に銘じています。
褒めるのも、叱るのも、教えるのも、おしゃべりするのも、そして
絵本を読むのも親の声でなくては。


絵本を何冊も持ってくる子どもたちに、今日は「いいよ〜いいよ〜」と
いって、のどがカラカラになるまで読んでいたのでした。