手をつなぐ日々。

新しい保育園にもずいぶんと慣れてきた、今日このごろ。
ふと、思うことがありました。


毎日、私の右手と左手、ずっとふさがってる。


新しい保育園には、歩いて通っています。
大きな横断歩道を渡り、くねくね道をいっしょに歩くから、
どうしてもギュッウッと手を繋いで歩いてしまうのです。


歌を何曲もうたって、しりとりを何回もやって、「はい、問題です!」と
クイズを何題も出して、たくさん歩きます。


ふと、眠っている子どもたちの手を見ていたら、ムショウににおいをかいで
みたくなって(!)…。
驚きました。
はるたろうの手。すっぱいにおい。でもこれは、ちょっと予期してました。
さえの手。何度もかいでしまいました。
ふうわりあまい、綿菓子のにおいがしたんです!


なつかしい写真は、さえが生まれて5ヶ月くらいの手。
ちいさな手はミルクのにおいがしていたこと。
私は、握りしめたちいさな手の綿ぼこりを毎日とっていたなぁ、
なんて思い出して、ちょっと幸せな気持ちになりました。


『おかあさんになるってどんなこと』って絵本があります。
おかあさんになるっていうことは、
  なまえをよぶこと、
  てをつないであるくこと、
  しんぱいすること、
それから、
  おもわずぎゅっとだきしめること、
  おもわず、なみだがでること、


ほおんとだ。いつも私、こんなおかあさんです。