たまご たまご うちゅうたまご

あったかいねー あか きもちいいねー あお

はるたろうのお気に入り、『うちゅたまご』です。
荒井良二さんが、大きなキャンバスに、両手をぐいーんと伸ばして
描いた巨大なギャラクシー。
たまごが生まれ、あたたかく、きもちよく、色や形を変えてゆきます。


はるたろうは、何かとてつもなく大きなものに包まれて心地よい表情をみせます。
そして、この絵本を閉じるときまって「お絵描きしたい」と言うのです。


今日、保育園にお迎えに行くと、嬉しそうに見せてくれた一枚の絵。
そこには、たっくさんのたまご、たまご、たまご。
笑った顔ばかりではなく、「これはね、困った顔なの」と教えてくれる顔も。

でも、にっこり笑ったたまごちゃんが、ママはいちばん好きよ、と
いうと、はるたろうもおんなじような顔をしてくれました。


1冊の絵本を読んで「もういっかい」、それはとても嬉しい反応。
でも、1冊の絵本を読んで「お絵描きしたい」、それって言葉にできない
ほどの気持ちになるものです。
『うちゅうたまご』と今のはるたろうが、ぴたりと合ったんですね。