チクチクはりしごと

今日からりす組のさえちゃん、あひる組のはるたろうくん。
ふたりがぐっすり眠っているあいだに、たくさんチクチクしていました。
ふたりの名前を一日でこんなにたくさん書いたのははじめてかもしれません。


昨日まで通っていた保育園とのお別れ、本当に辛かったです。
長い人生の、ほんの一瞬になってしまうかもしれないけど、
ふたりの心のひきだしを「宝箱」にしてあげられるように、
ずっとずっと話をしてあげたいと思いました。
笑ったこと、泣いたこと、歌ったこと。
帰りの車のなか、ずーっとずーっと泣いていたのは、私のほうでした。


おうちに帰ると迎えてくれたのが、かわいいお花たち。

娘の大好きなシナモンちゃんとキティちゃんのお花!
かわいいねぇ、かわいいねぇ、って、いつまでも見ていました。


お花の絵本、読みましょう。
今日はこれ。
私の3人目の子どものようなもの。

原書は"The Empty Pot"−からっぽのうえきばち。
みどりのゆびを持つピンくんは、1年だいじに育てたにもかかわらず
芽を出すことのできなかった、からっぽのうえきばちを持って、
皇帝のところへ行きます。
何も入っていないように見えるけれど、うえきばちには真実が入って
いたのだと、私は思います。


心の美しさは、どんな花よりも美しいな…そう思います。


1年の終わり、新しい1年のはじまり。
花とともに迎える節目の1日のはじまりは、大切な自分の絵本とともに
迎えてみました。
さっきまでザワザワしていた心が、落ち着いてきたような気がします。