母の日のおはなし会
5月の第2日曜日は、母の日です。
本店では、森本千絵さん主宰goen゜さんにご協力いただいた、母の日フェアを
開催中していました。
「この絵本を手にとると、お母さんの姿が思い出される」というような絵本を
数冊選んで、素敵なディスプレイとあったかいPOPとともに置いていました。
たとえば『はじめてのおつかい』(福音館書店)。
汗といっしょにギュッと握りしめた、手のひらのお金の感触、
ドキドキしたおつかいの後に見えたお母さんの顔、
なんとなく自分にもあったような、安心感を思い起こします。
たとえば『あかいはなさいた』(岩波書店)。
母の日といえばカーネーション。
でも、寒椿も百日草もチューリップも、美しい赤い花。
カーネーション代わりに、または一緒に贈ったら素敵かな、と選びました。
まだまだいっぱい。
『ジェインのもうふ』(偕成社)、『キスなんてだいきらい』(文化出版局)などなど。
食卓をイメージしたテーブルに並んだ絵本に、いつも母の姿が重なり、なんとも
嬉しくくすぐったい気持ちになっていました。
私は…
2人のおかあさんには、違う花を贈りました。
きれいな紫の牡丹。それからベタですがピンク色のカーネーション。
2人の喜んだ顔は、お花のようでした。
さて、そんな母の日、こんな絵本を読みました。
『きゅうりさんととまとさんとたまごさん』(童心社)
『わたしのワンピース』(こぐま社)
『ちいさなはこ』(福音館書店)
♪あーはあかんべおばけ
『くいしんぼうさぎ』(ポプラ社)
♪くいしんぼうのうさぎがバナナをたべた
『おかあさんどーこ』(アスラン書房)
♪おかあさん、なーに
久しぶりに子どもたちが戻ってきてくれて、お母さんのお話もしながら
和やかなおはなし会になりました。
おはなし会で読んだ母の日の絵本は、これ。
みんな、みんな、おかあさんを探す姿がとってもほほえましいのです。