「とおまわり」に行こう。

イラストレーター・平澤朋子さんの個展がはじまります。
お店にDMを持ってきてくださいました。
http://sasayaki-rakugaki.air-nifty.com/_sketch_book/2010/09/post-191f.html


平澤さんの描く絵、わたしはだいすきです。
たとえば『トメック』『ハンナ』(福音館書店)。


たとえば『わたしのしゅうぜん横町』(ゴブリン書房)。

物語に彩りを添えてくれるのですが、それがどれも「ちょうどいい」んです。
物語を読みながら、「ちょうどいい」タイミングで絵が登場し、
存在感がありながらも語りすぎず、物語の世界を広げてくれます。
童話の挿画は、特に難しいですね。
そんな話を、以前中川宋弥さんに伺ったことを思い出しました。


平澤さんの絵には、ひらがなが似合います。
細く柔らかく丸みを帯びた線に、ぴたりと合っています。
だから今回の個展「とおまわり」なんだかとても楽しみです。


前回の個展で、サインとイラストを描いていただきました。

こんなふうに描いてくれて、嬉しくて、宝物です。