青空を贈ろう

絵本作家の池谷剛一さんといっしょに青空ポストをつくり、お手紙を書きました。


池谷さんが作ってきてくださった、はだかんぼポスト。

そこに、それぞれが持ち寄った「青」を貼っていきます。
色、カタチ、素材、ぜんぜん違うけれど、

もっともっと貼って、
どんどん青空ポストになっていく。

青い絵の具で、ペタペタぺタ…。


ダンポール紙片に思い思いの手紙を書いて、120円切手を貼って、投函。
夏のはじまりの自分から、夏の終わりの自分へ。
自分宛に青空の手紙を書きました。


手紙って、相手のことを考えながら言葉を選ぶところがいい。
出した手紙は、相手に届くまで、少し時間がかかるからいい。
相手に届いたかな、まだかな、届いたならどんなふうに思ったかな、
などと想像する時間がいい。
もらった手紙は、時間がたつと、劣化してゆく風合いもいい。


こうしてブログを書きながらも、手紙のよさをいつも感じていたから、
今回のワークショップが楽しみでなりませんでした。


今、みんなで作ったポスト、そしてたくさんの手紙を預かっている
ポストさんは、児童書コーナーの入口でみなさんをお出迎えです。


今年の夏、一人ひとりが見上げる空は、青空でありますように。