おてがみを書く。絵本を届ける。


今年に入っていろいろなニュウスがあります。
4歳の女の子のパパが、突然天国へ行ってしまった。
チャキチャキ仕事をするキレイなひとが、お嫁に行った。
どちらも涙が出るほどの気持ちになり、じっとしていられませんでした。


4歳の女の子へは『わたしとあそんで』と『ラチとらいおん』を。
お嫁に行った方へは『にんじんケーキ』と本物のにんじんケーキを、
それぞれやさしく包んで、贈りました。


そうだ、おてがみも書こう。
今年は、絵本といっしょにコトバもちゃんと届けよう、と思いました。


おてがみを書き終えると、なんとなく読みたくなるのが絵本。
今日、中川宗弥さんにお会いして、また絵本熱が高まったので、
中川李枝子さん&宗弥さんの『おてがみ』を読みました。


たまこちゃんから「あそびにきてね」のおてがみがついた風船を
受け取ったネコたち。ネコ、たち? 
そう、お誘いを受けたのはネコのにおなのに、風のかわいいいたずら
で、たくさんのお友だちが招待されてしまう、というお話。
のどかです。幸せであったかいです。


ちょっと春の風を感じた今日にぴったりの1冊でした。