『ねことらくん』のものがたり。


もうすぐ4歳の娘は、保育園の帰り道によく絵本を読んでくれます。
運転中なので見てあげられないと、「じゃあ聞いてて」といって、
おはなしははじまります。


あるとき、一ぴきのネコがお部屋をのぞいていました。(うんうん)
すると、からすがお部屋にあったつみきを食べはじめました。(??)
すると、男の子がびっくりしてしまいました。(するよね…)
………
おしまーい。(で、なんの絵本?)


これは、まだおはなしを読んだことのなかった『ねことらくん』という
絵本でした。
『そらいろのたね』と同じ、ゆうじくんが出てくる絵本。
見た目はネコだけど、トラみたいに強い!というネコと、ゆうじくんが
しっぽとチョッキを取り換えて一日を過ごすのです。
ネコはずるがしこくて、あれ〜という終わり方なのですが、
それでもこの設定にはワクワクします。


いっしょに絵本を読む。読んであげる、読んでもらう。
絵本の話をする。絵本を語る。
どれも絵本の読み方で、絵本の遊び方なんです。
絵本の楽しみ方は多様だと、また改めて感じました。