日比谷線のタビ。

行きたい展覧会、行きたいお店、いつどうやって行こう…って思って
いたら、案外すんなり、答えは「日比谷線」にありました。


まずは、

メイドインロシア -ロシアの古い雑貨と絵本-
日比谷線小伝馬町駅から歩いて5分くらいのところにある
チェドックザッカストア・ギャラリーにて。
大好きな、バスネツォフの絵本がたくさんあって、クッキーの文字の
ようなおいしそうなタイトル文字と、あたたかい動物の絵に、いつのまにか
にやーっとしている自分に気づきました。


ちょっと駅のほうに戻って、平澤朋子さんが出展されているグループ展
「PORRAIT」へ。
thorntree galleryという、こじんまりした場所でした。
thorntreeという響きが耳から離れなくて、調べていたら
 「アフリカに自生する、トゲのある種類のアカシア」
と教えてもらいました。


そして、
ナイロビのスタンレー・ホテル内にあるカフェでは、その木のトゲに伝言を刺して、
連絡を取り合ったとか。
人が集い、つながりを広げるその樹木のようにありたいという意味を込めて
名付けられたギャラリーだそうです。


すてき。


アカシアの木は、先日のいせひでこ展で見た絵の中にも、大きな存在感として
私の心に根づいてしまった木。
またアカシア。何かの縁を感じます。


平澤さんの絵は、タイトルがとってもよくて、ほーっといつまでも見てしまいました。
私自身と、最愛のおばあちゃんの姿が重なって、ちょっと涙が出そうになりました。


続いて、、、小伝馬町から終点・中目黒へ。



ABCでも大変お世話になっている、tupera tuperaさんの展覧会。
中目黒のショップ&ギャラリー MIGRATORY にて。


木を使った立体作品は、いつもの色とりどり&愉快な生き物たちが、どーん
と飛び出してきたようで、とっても元気が出ました。
いつも玄関口で会いたい!と思うような作品の数々でした。


短い日比谷線のタビはおわり。
次はなに線のタビをしてみようかな。